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国際陳氏太極拳連盟主席からの挨拶

私どものウェブサイトにようこそ。国際陳氏太極拳連盟に関心をもってくださったことを嬉しく思います。太極拳が今や世界中に急速に広まる中、ISCTは私の家族に代々伝承されてきた伝統拳を伝えることを目的としています。妹の陳沛菊と私は陳氏太極拳の第二十世伝人として陳氏太極拳の普及に努め、現在では世界中の多くの国で指導者が育ってきました。ISCTは、陳氏太極拳を教える者と学ぶ者のネットワークをサポートするために活動する開かれた組織です。他の伝統武術と同様に、向上心のある生徒は熟練した教師の指導の下で太極拳の基本となる技術の上達を求めています。残念なことに現代社会は安直に得られるもので満ち溢れていますが、伝統的な太極拳にそのような近道はありません。ISCTの指導員は段階的に指導する資格を与えられていますが、当然のこととして鍛錬の大部分は自分自身で行う必要があります。
私は皆さんがこの地に足のついた武術を積極的に鍛錬することを奨励します。皆さんが太極拳を定期的に練習するならば、生活の質も向上させることができると自信をもって言うことができます。ISCTのウェブサイトをご覧になれば、太極拳を学ぶ人々のフレンドリーなコミュニティであることがおわかりになると思います。どうか、実際にISCTの教室を見学してみてください。詳細を知りたい場合は、emailでお問い合わせください。

陳沛山
国際陳氏太極拳連盟主席


国際陳氏太極拳連盟

国際陳氏太極拳連盟(ISCT)は非営利団体であり、その目的は2つあります。第一に太極拳を練習する中で平和と調和を享受する人々のコミュニティを発展させること、第二に伝統的な陳氏太極拳の練習、研究、発展を推進することです。ISCTは、一般公開の健康を促進するための諸活動を通じて、陳家の人々が伝統として訓練してきた長い歴史をもつこの陳氏太極拳を世界中の人々に知らしめ、かつまたこの一族の宝を次世代以降に長く伝えていくための活動を行っています。
ISCTは、公式には2001年5月、フランスのパリで第一回国際会議の開催をもって創設されました。創設者は、陳氏20世の陳沛山および陳沛菊の両氏(兄妹)であり、陳氏太極拳「小架式」の現世代の中でも優れた太極拳家として知られています。ISCTは国際会議、ワークショップ、表演など太極拳のイベントを主催しています。 陳沛山および陳沛菊の両氏はこれまで、自ら世界中の様々な国を訪れ太極拳を指導するよう努力されてきました。そのようなイベントに参加した人々は必ず、この伝統武術に関する両氏の卓越した技と知識に深い感銘を受けています。ISCTの指導者達は伝統太極拳の理論と実技を理解することに精励してきました。
ISCTの指導者が一人でもいるところではISCTの会員になることができます。また、遠隔地に住む会員には、イベントに参加する際の費用の一部控除や、ISCTの会報を受け取ることができる制度があります。

ISCTが第一に望むことは、ISCTの会員が競争を目的としないグループの中で太極拳を学び心身両方の健康を促進させることにより、実際に世界平和に貢献していることになるということです。


拳学の心得 − 陳キンの「学拳須知」からの抜粋

(現代語訳)

1. 不可不敬
太極拳を学ぶには敬い慎むことが大切である。
敬い慎むことができなければ、外に対しては師父や拳友をあなどり、内に対しては自分の身体をおろそかにしてしまう。
心をしっかりとおさめることができずに、どうやって学芸をよくすることができようか。

2. 不可狂
おこないはもちろん、発言も外れることのないようにすべきである。
外にあらわれるおこないには上品な人柄があらわれるようにすべきである。
そうでなければ外面的な狂いは必ず内を損なうことになる。
※狂=落ち着きがない、調子が外れる。

3. 不可満
太極拳を学ぶにはおごりたかぶってはならない。おごりたかぶれば損を招く。「天外にまた天あり」ともいう。
謙遜すれば虚心にして教えを受けやすく、教える者も楽しくて善いことだ。
皆の善さが重なれば、もっともっと善くなる。

4. 細心瑞摩
太極拳を学ぶには一歩一歩細心に揣摩すべきである。
一つの動作でも揣摩しなければ、細かい動きや術理があいまいになってしまう。
承上起下はもっとも留意すべきである。
そうでなければつながりが分からず、霊妙な動きもできず、始めから終わりまで一気貫通できない。
一気貫通できなければ太和元気を明らかにすることもできない。

5. 読書を学び
太極拳を学ぶにはまず読書を学ぶべきだ。
書物の論理が明らかになれば、拳を学ぶのも自然に容易になる。

6. 陰陽開合を学び
太極拳を学ぶには陰陽開合を学ぶべきだ。我々の体には生まれながらの陰陽開合があり、教えて増えたり減ったりするものではない。
おのおのその本来の陰陽開合を取り戻せばよい。 手本を示して教えるのは、大中至正の道理である。

7. 太極拳には大用無し
太極拳は有用とはいえないが、列強が争う世に、武芸が無ければどうやって身の安全を保てばよいのだろう。
人々が太極拳を練習するのは社会をまもる一つの方法である。

 

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